【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=160円88銭を付けた。バブル経済期が始まった1986年12月以来、37年半ぶりの円安ドル高水準。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。
欧米外国為替市場の円相場は対ユーロでも下落し、一時1ユーロ=171円79銭と、99年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値を更新した。
午後5時現在は前日比1円17銭円安ドル高の1ドル=160円78~88銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0675~85ドル、171円64~74銭。