日体大のパリ五輪・パラリンピックに向けた壮行会が30日、東京都内で行われ、卒業生を含む代表選手が決意を述べた。柔道で兄妹による2連覇を狙う男子66キロ級の阿部一二三は「母校にまた金メダルを持ってきて皆さんに見せたい」と述べ、女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)は「一番輝いた自分を見せたい」と笑顔で語った。
日体大関係者は冬季大会と合わせ、五輪とパラで44個の金メダルを獲得してきた。レスリング女子53キロ級で133連勝中の大学3年、藤波朱理は憧れの阿部詩からも激励を受け「同じ大会に出られることがうれしい。心強い。必ず金メダルを取る」と意気込んだ。