日本オリンピック委員会(JOC)は1日、パリ五輪の日本選手団の旗手に、フェンシング女子サーブルの江村美咲と、初採用されるブレイキンで男子の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)を起用すると発表した。26日にセーヌ川で行われる開会式の「船上パレード」で国旗を手に大役を務める。
JOCは伝統的に置いてきた選手団の主将を負担軽減のため廃止。男女の旗手が選手団の「顔」を担うことになる。
大分県出身で25歳の江村は世界選手権で2連覇を達成し、昨年の杭州アジア大会でも旗手を務めた。大阪府出身で22歳の半井は世界選手権で表彰台に立ち、注目競技で優勝候補の一角を占める。