4日の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)が2900・91を付け、バブル経済期以来、約34年半ぶりに史上最高値となった。1989年12月18日の取引時間中の2886・50を上回った。もう一つの代表的な株価指数の日経平均株価(225種)も終値としての最高値を約3カ月ぶりに更新した。物価高への懸念は強いものの、円安効果で企業業績が拡大するとの期待が高まり、買い注文が膨らんだ。
終値は、TOPIXが前日比26・29ポイント高の2898・47だった。平均株価は332円89銭高の4万0913円65銭。出来高概算は約16億3500万株。