日本パラリンピック委員会は4日、パリ・パラリンピックの日本選手団の1次発表を行い、車いすテニス男子の小田凱人(18)ら160選手が代表に決まった。開会式の旗手には陸上男子の石山大輝(24)、競泳女子の西田杏(27)が選ばれた。田口亜希団長(53)は「若手もベテランも活躍が期待できる」と述べた。
出場選手が確定していない競技があるほか、国際パラリンピック委員会の推薦枠が今後付与される可能性もあり、選手数は海外開催で最多だった2004年アテネ大会の163人を超える見通しとなった。現時点での最年少は競泳男子で15歳の川渕大耀、最年長は陸上男子で60歳の伊藤智也。