【パリ共同】パリ五輪の閉会式のリハーサルが3日、パリ郊外の屋外で行われ、周囲を仮設の壁で囲う厳戒態勢の中で演者たちが迫力ある舞を披露した。この日は演出の一部のみを報道陣に公開。芸術監督を務める演出家のトマ・ジョリ氏は「一種のオペラのようなショーになる。とても感動的なものにしたい」と本番への思いを語った。
パリ五輪は26日に開幕。陸上などが行われるパリ郊外サンドニのフランス競技場で8月11日に行われる閉会式では、2800平方メートルの巨大ステージを設置する。リハーサルではダンサーらが円形の舞台装置によじ登るなど、アクロバティックな動きを見せた。