11日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日比392円03銭高の4万2224円02銭で取引を終えた。終値として初めて4万2000円を超え、3日続けて史上最高値を更新した。米国の利下げが早期に始まるとの期待が高まり、幅広い銘柄が買われた。
東証株価指数(TOPIX)は19・97ポイント高の2929・17で、2日連続の最高値となった。出来高は約18億700万株。
7月に入ってからの上げ幅は計2600円を超えた。市場では急上昇への警戒感も出ており「短期間に勢いよく上げた分、今後大きく下げてもおかしくない」(大手証券)との声があった。