12日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。終値は前日比1033円34銭安の4万1190円68銭で、下げ幅は2021年2月以来、約3年5カ月ぶりの大きさ。前日の米ハイテク株安や円高ドル安進行が重荷となった。11日まで3日続けて史上最高値を更新していたため、相場の過熱感への警戒から利益を確定する売り注文も膨らんだ。
東証株価指数(TOPIX)は34・61ポイント安の2894・56。出来高は約18億3200万株。
前日の米国市場では、ハイテク株主体のナスダック総合指数が下落した。12日の東京市場でも、朝方から相場への影響が大きい半導体関連銘柄に売り注文が集まった。