【パリ共同】開幕まで2週間を切ったパリ五輪の聖火リレーは14日、パリ市内を巡り、韓国の人気音楽グループBTSのジンさんが観光名所のルーブル美術館入り口の「ピラミッド」前で沿道の人々から大歓声を浴びながら走者を務めた。1世紀ぶり3度目となるスポーツの祭典へ、世界的なスターが花を添えた。
パリ初日のフィナーレとなった市庁舎前に置かれたミニ聖火台への点火はテニス男子で1983年全仏オープン優勝のヤニック・ノアさん(フランス)が務め、台に火が広がると訪れた大観衆から喝采を浴びた。ノアさんは「世界一美しいパリで、ランナーを務められて誇りに思う」と感激した様子だった。