台風3号は21日、フィリピンの東を北寄りに進んだ。発達しながら北上し、24日から25日にかけて、非常に強い勢力で沖縄に接近する見込み。気象庁は、進路次第で、先島諸島で警報級の大雨や高潮となる可能性があるとして、備えを呼びかけている。
気象庁によると、台風3号は21日午後3時現在、フィリピンの東を時速約15キロで北西に進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。
また21日正午の観測で、南シナ海の熱帯低気圧が台風4号に変わった。今後、中国・海南島方向へ北上する予報で、日本への直接の影響はないとみられる。