サッカーのJFL、アトレチコ鈴鹿に復帰した三浦知良(57)が21日、レイラック滋賀戦に途中出場し、2試合続けて約30分間プレーした。シュートは打てず、チームは2―2で引き分けた。自身が持つリーグ最年長出場記録を57歳146日に更新した。
後半16分、「カズ」こと三浦がピッチに入ると、2千人超が集まった客席からは大歓声が起こった。ボールに触れる機会はほとんどなかったが、懸命にプレスをかけ続け「自分らしいプレーは出せなかったが、敵地で負けなかったのは大きい」と振り返った。気温36度を記録した猛暑には「サッカーをやる環境ではないかな」と苦笑いした。