【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラが23日発表した2024年4~6月期決算は、純利益が前年同期比45%減の14億7800万ドル(約2300億円)となった。減益は2四半期連続。競合他社がEV市場に本格参入し競争が激化する中、販売の鈍化や値下げが響いた。
売上高が前年同期比2%増の255億ドルだった一方、本業のもうけを示す営業利益は33%減の16億500万ドルだった。営業利益が売上高に占める割合を示す営業利益率は6・3%と前年同期の9・6%から悪化した。低価格車で攻勢をかける中国メーカーなどとの競争に伴い車両を値下げした結果、平均単価は下がり、収益の足を引っ張った。