【パリ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は25日、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)がドーピング違反のため2022年北京冬季五輪で失格となった問題で、団体3位から2位に繰り上がった日本代表へのメダル授与式を夏季五輪開催中のパリで開催する方針を明らかにした。
この日、スポーツ仲裁裁判所が金メダルを求めたロシア側の訴えを棄却したと発表。日本の銀メダルと、2位だった米国の「金」繰り上げが確定した。これを受けて、IOCは日本オリンピック委員会などと調整して日米のメダリストをパリに招待すると表明。女子の坂本花織らが対象で、式は8月上旬が有力視されている。