【パリ共同】体操女子の日本代表チームが25日、試合会場のベルシー・アリーナで取材に応じ、飲酒、喫煙問題で代表を辞退した宮田笙子(順大)から「応援している」と連絡があったことを明らかにした。岸里奈は「周りの言葉を気にしないで、自分のやることをやるだけ」と決意を口にした。問題発覚後、日本勢が報道陣に対応するのは初めて。
田中光女子監督は「現場を預かる身として大きな責任を感じている。4人が試合で力を発揮できるようにサポートに徹したい」と話した。
この日は本番会場で練習できる唯一の機会で、28日の予選と同じ4種目を演技。いずれも初代表の4人で団体総合60年ぶりのメダルを目指す。