【パリ共同】フランスのマクロン大統領は27日、パリ警視庁で警察部隊に対し、テロの懸念が出ていた26日のセーヌ川でのパリ五輪開会式が無事開催されたことに謝意を述べた。開会式について「同胞を非常に誇らしい気持ちにした」と絶賛した。
マクロン氏は「(開催が決まった)7年前は(テロのリスクが高く)不可能だと言われたが、皆さんの努力で成し遂げることができた」と指摘。「五輪史上類を見ない素晴らしいショーを全世界に示した」と話した。
今回の開会式は夏季五輪で初めて競技場外で実施され、警備が非常に困難なため、情報機関の対内治安総局からも「リスクが高過ぎる」との声が出ていた。