パリ五輪代表で柔道男子100キロ超級の斉藤立(JESグループ)と100キロ級のウルフ・アロン(パーク24)が28日、出発前に羽田空港で取材に応じ、初出場の斉藤は出番の8月2日に向け「やってきたことを信じて出し切るだけ。思い切りやってくる」と引き締まった表情で語った。
五輪2連覇で亡き父、仁さんとの日本柔道史上初の親子金メダルが期待され「自分は自分で真っすぐしか見ていない。ただ、親の気持ちはしっかり背負って闘う」と決意を示した。
2連覇を目指すウルフは8月1日に試合を控え「最後の大きな大会になると思う。やり切りたい気持ちが強い」と気合十分だった。