【パリ共同】27日に行われたパリ五輪の柔道男子60キロ級の準々決勝で不可解な敗戦を喫した永山竜樹が29日、X(旧ツイッター)で対戦相手のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)への誹謗中傷を控えるように呼びかけた。
絞め技を耐える展開で「待て」がかかり、永山は力を抜いたが、相手は技を継続。永山は意識を失い、一本負けとなった。全日本柔道連盟が抗議したが、判定は覆らなかった。永山は「お互い必死に戦った結果なので、ガリゴス選手への誹謗中傷などは控えていただきたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います」と記した。
28歳の永山は敗者復活戦から勝ち上がり、銅メダルを獲得。