【パリ共同】パリ五輪第4日の29日、体操男子団体総合で橋本大輝(22)、萱和磨(27)、谷川航(28)=以上セントラルスポーツ、岡慎之助(20)、杉野正尭(25)=ともに徳洲会=の日本が金メダルを獲得、2大会ぶりの頂点に立った。
スケートボードの男子ストリートでは堀米雄斗(25)=三井住友DSアセットマネジメント=が2連覇を遂げた。白井空良(22)=ムラサキスポーツ=は4位で、小野寺吟雲(14)は予選落ち。
柔道女子57キロ級の舟久保遥香(25)=三井住友海上=と男子73キロ級の橋本壮市(32)=パーク24=は、ともに銅メダル。
バスケットボール女子で前回大会銀の日本は、1次リーグ初戦で前回覇者の米国に敗れた。
フェンシング男子フルーレ個人の飯村一輝(20)=慶大=は3位決定戦で敗れてメダルを逃した。競泳女子400メートル個人メドレーの成田実生(17)=ルネサンス金町=は6位、男子200メートル自由形の松元克央(27)=ミツウロコ=は8位。サーフィン男子で前回2位の五十嵐カノア(26)=木下グループ=は3回戦で敗退した。
橋本大輝の話 本当にみんなに助けられた金メダル。ミスもあったけど、声をかけてくれて前を向くことができた。諦めなくて良かった。最後の鉄棒はみんなの思いを背負って戦えて、本当に僕は幸せだった。
萱和磨の話 アテネ五輪を見て、金メダルを取りたいと思って体操を始めた。これが僕の夢。夢をかなえられると証明できた。普段なら落ち着いて演技をするけど、きょうは本当に頭の整理が追いついてない。
杉野正尭の話 絶対に諦めなかった。チームで勝ち取った金メダル。本当に重い。小さいころから夢見てきた。(五輪代表に一歩届かなかった)東京の悔しさをばねに、ここまでやってきて本当に良かった。