【ワシントン共同】11月の大統領選に向け、民主党候補指名を確実にしたハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)は7月31日、黒人票獲得を狙ってそれぞれ集会などに参加。トランプ氏は黒人記者団体の会合で、ハリス氏は「突然黒人になった」と攻撃した。差別的だと波紋が広がっている。
各種世論調査によると、ハリス氏はバイデン大統領(81)が苦戦した黒人有権者の支持を回復し、トランプ氏との支持率の差を縮めている。
トランプ氏はイリノイ州シカゴでの全米黒人記者協会の年次総会で、ハリス氏について「以前はインド系だとアピールしていた。数年前まで黒人だと知らなかった」とやゆした。