1日午前の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価(225種)が大幅反落した。外国為替相場の円高進行を受け、輸出関連株を中心に売り注文が広がった。下げ幅は一時1300円を超え、3万8000円を下回った。東京外国為替市場では円相場が対ドルで上昇し、一時1ドル=148円台を付けた。3月以来、約4カ月ぶりの円高水準。
午前終値は前日終値比1007円58銭安の3万8094円24銭。東証株価指数(TOPIX)は87・19ポイント安の2707・07。
株式市場では企業の輸出採算は悪化するとの見方が強まった。自動車や電機などの主力銘柄の多くが値を下げた。