暖かく湿った空気の影響で日本列島は5日、各地で大気の状態が非常に不安定になり、局地的に積乱雲が発達して大雨となった場所があった。6日も続く見通し。気象庁は、東北と東日本では低い土地の浸水、河川の増水・氾濫、土砂災害に警戒を呼びかけた。東北から西日本では、落雷や突風にも注意が必要だ。
気象庁によると、5日午後は浜松市天竜区春野町で1時間に80・0ミリの猛烈な雨を観測。福島県塙町と岐阜県中津川市でも1時間60ミリ超の激しい雨が降った。
気温の上昇も大気の状態を不安定にした。最高気温は、福岡県久留米市39・5度、大分県日田市39・3度、名古屋市千種区と奈良県十津川村39・0度。