【ニューヨーク共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領の暗殺未遂事件から13日で1カ月となった。銃撃された後に拳を突き上げて支持者を熱狂させたトランプ氏だが、民主党でバイデン大統領が撤退してハリス副大統領が出馬し、選挙の構図が一変。勢いに陰りが出ている。
事件は共和党の支持者を団結させた一方、バイデン氏の高齢不安が膨らんで当時混乱していた民主党は勢いを失っていた。だが最近の各種世論調査でトランプ氏はかつての優位を失っている。
政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスによると、13日時点の全米での支持率平均はハリス氏47・8%、トランプ氏46・7%。