• X
  • facebook
  • line

大阪市調査、年度内結論へ 紅こうじ死亡疑い119人

08/23 17:38

 小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害問題を巡り、本社がある大阪市は23日、食品衛生法に基づき進めている原因究明調査の結果を、2024年度内に取りまとめる方針を示した。サプリとの関連が疑われ調査対象となっている死亡事例が、22日時点で119人に上ることも明らかにした。

 市によると、これまでに119人のうち71人で遺族や診察した医師への聞き取りを完了した。現時点では因果関係は明らかになっていない。秋をめどに原因を断定し、12月ごろに食中毒事案としての被害規模を特定する見込みだ。

 市は今月27~28日に同社の大阪工場(昨年12月閉鎖)へ3度目の立ち入り調査も予定。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line