郡山市国際政策課の深谷大一朗課長補佐・国際交流係長（４８）が、本年度の「地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員ＡＷＡＲＤ（アワード）」を受賞した。県内からの受賞は初めて。
アワードはホルグ（横浜市）の主催で８回目の開催。地方公務員からの他薦を基に、各地で活躍する地方公務員を審査し「本当にすごい！」と評価された人を表彰している。深谷さんは全国からの応募１４７人の中から受賞１２人に選定された。勉強会などでともに切磋琢磨（せっさたくま）した７人の公務員仲間が深谷さんを推薦した。
深谷さんは、クラウドファンディング実施支援制度で４年で３９件、９０００万円以上を調達。起業家の伴走支援では、こおりやま広域圏内１７市町村で展開。兄弟姉妹が同じ保育所に入りやすくなるよう、保育所入所基準を最適化した。産業政策課勤務時には、起業家支援・地域活性化イベントである地域クラウド交流会を郡山市に初めて導入。異動後も関わり続け、９月７日に郡山市で開かれる同交流会の第５回全国グランプリ大会でも運営を支える。
「上司や一緒に働くメンバーに恵まれたことに感謝している。仕事はただただ楽しかった」と喜びを語る深谷さん。「後に続く県内公務員に光が当たるよう応援に回り、前向きに頑張っている人たちを支援し続けたい」。熱い地方公務員魂を胸に先を見据えた。
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