大相撲秋場所(8日初日・両国国技館)へ向けた時津風一門の連合稽古が4日、国技館内の相撲教習所で行われ、関脇霧島は小結大栄翔らと26番で22勝4敗と好内容だった。四つ身や突き、押しなど多彩な取り口で「前へ出ることを意識した。他の力士からも『だいぶ調子が戻ったね』と言われた」と笑顔で語った。
痛みを抱える首も回復傾向で、頭をつけて攻める場面も。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は「気持ちも上向いてきた。あとは立ち合いで、がつんと当たることだ」と評した。
大関復帰へ出直しの場所だが、入門当初に掲げた「横綱」の夢は変わらない。「高い目標を立てて、頑張っていくのが楽しい」と意欲的だった。