【キーウ共同】ウクライナの情報機関筋は15日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が最大3千人の北朝鮮兵士を含む部隊を編成していると共同通信に明らかにした。北朝鮮兵士の存在は、ウクライナ国境と接するロシア西部のクルスク州やブリャンスク州で確認されたという。戦闘任務に就いているかどうかは不明。
ゼレンスキー政権はロシアと北朝鮮が軍事面の連携を強化していると繰り返し主張している。ゼレンスキー大統領は14日の声明で、ロシアによる侵攻に北朝鮮が「実際に関与」していると表明していた。
情報機関筋は、ウクライナ国境から約7キロのロシア領で、北朝鮮兵士18人が任地から脱走したことも確認したと明らかにした。