納豆の糸の引き具合や風味の良さで日本一を決める全国納豆鑑評会が22日、大阪市で開かれ、福島県郡山市のミドリヤの「みのり納豆 ほのか」が最優秀賞(農林水産大臣賞)に選ばれた。24都道府県のメーカー70社が計187点を出品した。
納豆の発酵が進まないように冷房が効いたホテル内の会場で実施。商品名が分からない状態で紙皿に粒が並べられた。豆そのものの味わいを比べるため、調味料を加えず、審査員16人が真剣な表情で口に運んだ。
ミドリヤの村上未奈課長(29)は審査員として今回初参加し、初の最優秀賞受賞に「とてもうれしい。次回は地元開催なのでよりいっそう頑張りたい」と喜びを語った。