オリンパス前社長を在宅起訴 違法薬物譲り受けた罪、東京地検

11/27 20:33

 東京地検は27日、違法薬物を譲り受けたとして麻薬特例法違反の罪で、大手精密機器メーカー「オリンパス」(東京)のシュテファン・カウフマン前社長兼最高経営責任者=CEO=(56)を在宅起訴した。警視庁が12日に書類送検していた。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状によると、2023年6~11月、東京都内で複数回、コカインや合成麻薬MDMAとみられるものを違法薬物として譲り受けたとしている。

 被告はドイツ出身で、オリンパス執行役員などを経て23年4月に社長兼CEOに就任。オリンパスは今年10月28日に被告の辞任を発表していた。

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