【ヤンゴン共同】ミャンマーで軍事政権による拘束が続く民主派指導者アウンサンスーチー氏(80)の次男キム・エアリスさんは5日、「母は心臓病の悪化に苦しんでいる」とフェイスブックに投稿し、解放を求めた。
エアリスさんはビデオメッセージで、スーチー氏は「心臓の専門医による診察を求めているが、どこで拘束されているのかも、治療を受けているのかどうかも分からない」と指摘。「残酷で命に関わる」として解放するよう軍政に要求した。
スーチー氏は今年6月に80歳の誕生日を迎えた。以前から健康状態が懸念されているが、軍政は「問題はない」としている。