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【放送文化基金賞】『不適切にもほどがある!』ドラマ部門で奨励賞 磯山晶Pが笑顔「中身は適切だと評価された」

07/09 20:16

  • エンタメ総合
『不適切にもほどがある!』がドラマ部門で奨励賞を受賞した磯山晶(C)ORICON NewS inc.

 『第50回放送文化基金賞贈呈式』が9日に都内で行われ、ドラマ部門の奨励賞をTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』が受賞した。

【写真】奨励賞に喜びを語った磯山晶

 宮藤官九郎氏が書き下ろす、意識低い系タイムスリップコメディー。1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部サダヲ)が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくストーリー。

 手掛けた磯山晶プロデューサーは「一見、不適切なことばかりしゃべるドラマでございますけど、その作品の中身は適切だと評価された、と(笑)。これからも時代に向き合いながら、適切と不適切の境界線が、ますます厳しくなって、日々アップデートを強いられますけど頑張って良いドラマを作って皆様に届けたいと思います」と誓った。

 主演した阿部サダヲは本作が評価され、演技賞を受賞。舞台出演のため、登壇はできなかったがビデオメッセージを寄せた。そこで阿部は「この度は栄誉ある賞をいただき、うれしく思います。ありがとうございます」と感謝。「これだけ反響をいただいたら作品は初めてだと思います。今でも面白かったとおっしゃってくださる方が多いし、また見たいという方もいっぱいいらっしゃいますし、光栄に思います」と明かす。最後は「また俳優として、こういう賞をもらえるように精進していきたいと思っております」と誓っていた。

 同賞は、過去1年間(2023年4月~2024年3月)の放送・配信された中から選ばれた、優れた番組・コンテンツや個人、グループに贈られる。今回は、全国の民放、NHK、コミュニティ放送局などから、全265件の応募、推薦がなされた。4月から約2ヶ月にわたる厳正な審査の結果、ドキュメンタリー、ドラマ、エンターテインメント、ラジオの4つの部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16作品と、演技賞や出演者賞など個人6件、さらに放送文化、放送技術部門で8件に加え、今年は「放送文化基金50周年賞」で5件の受賞が決定した。

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