福島医大は31日、病気休暇から復帰した部下に対し業務量に配慮せず業務を強いるなどのハラスメントを行ったとして、医学部の50代男性教授を戒告処分にしたと発表した。
医大によると教授は2021年4月から6月にかけ、雇用されて間もない部下から指導を求められたにもかかわらず十分な指導を行わなかった。23年2月ごろには、病気休暇から復帰した部下に対し、業務量を制限すべきとの医師の診断書があったにもかかわらず、配慮をせずに業務を強要し、部下に不安とストレスを与えたという。
医大は「不適切な指示や言動によるハラスメントを行ったことは誠に遺憾」としている。