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青木柚、映画『飛べない天使』前日譚の短編で主演 監督は新鋭の堀井綾香

08/08 09:43

  • 映画
青木柚

 俳優の福地桃子と青木柚がダブル主演を務めた映画『飛べない天使』のアナザーストーリーとなる短編映画の製作が決定。『飛べない天使』に引き続き、青木が主演を務める。

【画像】映画『飛べない天使』キービジュアル

 映画『飛べない天使』は、都会に疲れた女性と孤独を抱えた青年が夢の旅を通して自分を取り戻していくストーリー。同映画および新作の短編の監督・プロデュースは、初監督作『dear TOKYO』(2018年)でTAMA NEW WAVEをはじめSTARDUST DIRECTORS film fes.2018賞など多数の入選・受賞経歴を持つ新鋭の映画監督の堀井綾香。

 同映画は、23年冬、堀井監督作の短編映画『prologue』と2本立ての映画『The Night Before』という形で、第33回映画祭TAMA CINEMA FORUMにてワールドプレミア上映を行い、シモキタ-エキマエ-シネマ K2において2週間の限定劇場上映を果たした。『飛べない天使』のみでは、2023年の映文連アワード、パーソナル・コミュニケーション部門優秀賞を受賞している。

 新たに製作される『飛べない天使』のアナザーストーリーでは、外の世界に飛び出したい青年・聡太郎(青木)が、優佳(福地)と運命的な出会いを果たす少し前の、異国の地で繰り広げる“想像の旅”の物語を描く。

 堀井監督は「今回の短編では『飛べない天使』で描いた聡太郎という孤独な青年が、ふとしたきっかけから“想像の旅”を始める物語を描いていきます。そこで起こる出来事を通して、『自分には出会うべき人や見るべき景色がきっとあるはず』とそれまでの潜在的な願いが確信へと変わり、日常生活においても小さな冒険が始まっていったのではと思いました。自分なんて何の力もない、と思っていたとしても、誰かを変えていくことができる。誰しもがそういう存在になりうる、というメッセージに更に強度を持たせて観る人の心に届けられたら、と願っています」とコメントを寄せている。

 今回の短編映画は、映画『飛べない天使』とあわせ、来年(2025年)劇場公開を目指しているという。海外ロケを含めた製作応援クラウドファンディングをモーションギャラリーにて実施する。

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