調理が早く済み、暑くてもつるつると食べやすいため、食卓に並ぶ機会も増える「そうめん」。夏の風物詩として定番メニューだからこそ、悩みも多いのでは。日本で唯一の“そうめん研究家”として、そうめんレシピや歴史を紹介しているソーメン二郎さん、めんつゆをはじめとする鰹節商品の製造・販売をしている「にんべん」にそうめんにまつわる疑問を聞いた。
【一目でわかる!】2倍濃縮、3倍濃縮…どうすればいい? にんべんの回答
まず、そうめんに欠かせないものといえば「つゆ」。各種メーカーから多数販売されているが、めんつゆには大きく分けて「何も割らないでそのまま使えるめんつゆ(ストレート)」と「何倍かの水で割るめんつゆ(濃縮タイプ)」の2種類がある。濃縮タイプも「2倍」「3倍」「4倍」等があるが、それぞれどれくらいの水で割ればいいのだろうか。
・2倍の場合は「原液と水を等量」
・3倍の場合は「原液に対して水を原液の2倍量」
・4倍の場合は「原液に対して水を原液の3倍量」
にんべんの場合は、基本的に喫食時塩分を基準として商品設計をしているため、2倍の場合はストレートの2倍の塩分、3倍の場合はストレートの3倍の塩分を基準に商品を設計しているそう。
「食べ方によって麺に絡む水の量が変わるため、お好みの味とずれてしまう場合もございます。実際に召し上がりいただき、濃さはお好みの味に調整いただくのがベストかと存じます」(にんべん担当者)
そうめんにありがちな悩みといえば、「食べていくうちにめんつゆがだんだん薄くなっていく」こと。これは、ゆで終わったあとに冷水でしめた際に水が切りきれてなかったり、盛り付けた時そうめんに乗せた氷が溶けてしまったり…などが原因。
対策として、出てきた水分は乾燥ワカメで吸収させるのがおすすめだとソーメン二郎さんは話す。
「水を吸収させる他に、薬味として一緒に食べればワカメに含まれるミネラルで夏バテ防止&血糖値の上昇も抑えられますよ」
〇監修:ソーメン二郎
そうめん研究家。奈良県桜井市の三輪そうめん製麺所の家系に生まれる。全国の手延そうめんをマルチメディアで紹介し新しいそうめんレシピを考案する活動を行う。年中そうめんが流通し食べてもらえる食文化にすることがスローガン。
【そうめんの最適解】麺つゆ2倍濃縮、3倍濃縮…って結局なんなの? ソーメン二郎氏&にんべんに聞いた
08/13 11:30
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