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冷蔵庫に入れてたのにヨーグルトが液状化、なぜ…? 問い合わせ約3倍に、知っておきたい夏場の保管方法

08/21 23:18

  • エンタメ総合
気づいたら冷蔵庫で起きている、ヨーグルトの液状化

 夏場にヨーグルトを冷蔵庫で保管していると、知らぬ間に”液状化”している謎現象…。これは夏場の冷蔵庫あるあるで、冷風が強く当たり続けることで起こる。メーカーの森永乳業によると、夏のこの時期にヨーグルト液状化の問い合わせは冬場と比べて約3倍にも増えるという。理解しておきたいヨーグルト液状化の仕組み、保管方法について話を聞いた。

【写真】気づけば「シャバシャバ」「モロモロ」に…液状化ヨーグルトの悲劇

 冷蔵庫に保存していたはずのヨーグルト、蓋を開けてみると見事に水分が浮き出てシャバシャバ状態に…。これは「冷蔵庫での保管方法が関係している」という。

「夏場は冷蔵庫内の温度が上がりやすいため、置く場所によっては温度設定に関係なく、冷風が強く当たり続けてしまうんです。その結果、ヨーグルトが凍ってしまうことがあります。冷蔵庫内で一度凍ってしまったヨーグルトは組織が壊れ、乳清(ホエイ)が分離して液状になります。そのまま召し上がっていただいても問題はありませんが、食感や風味などおいしさに寄与する部分が変わってしまうため、次回から置き場所を見直してみてほしいとご提案しています」

 冷蔵庫の種類や庫内の状況により異なるが、「冷蔵庫のドアを開閉する衝撃、温度の変化が激しいことから、ドアポケットにヨーグルトを保管するのはおすすめできません。ご自宅の冷蔵庫の構造を把握し、強い冷気が当たる吹き出し口付近を避けて冷蔵保存しましょう」と語ってくれた。

 グリークヨーグルト、スムージー、アイスなど、ヨーグルトを楽しむレシピが流行る今夏だからこそ、食感や風味を損なわない工夫を知っておくことが重要だ。

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