声優の保志総一朗、三石琴乃、桑島法子、福田己津央監督が20日、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の特別版上映記念舞台あいさつに登壇した。
【写真】月に代わっておしおきしそうな福田己津央監督
イベントには、キラ・ヤマト役の保志、マリュー・ラミアス役の三石、アグネス・ギーベンラート役の桑島が参加した。
『ガンダム』シリーズの劇場版で歴代最高の興行収入となった本作。この日が初めての舞台あいさつ参加となった三石は「盛り上がっているなと感じていた。興行収入は役者には正直ピンと来ないんですよ…。数字が大きすぎちゃって」と正直に話しながら「だったら役者でおいしいものを食べたり、旅行にご招待とか…。打ち上げもやってないし、そういうのをしたいな!」とおねだり。福田監督は「やる予定ではいるんですけど、みんなの予定が合わない」と説明したが、三石は「まだ問い合わせが来てないですよ」と苦笑い。福田監督は「松竹さん、どうなんですか?」と確認すると、スタッフは大慌て。三石は「頑張れ、松竹!」とキュートな声でお願いしていた。
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。
これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。
また、04年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。
シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開され、5月に全国的な上映が終映となり、興行収入49億円、動員290万人を突破した。その後“期間限定の特別版”として500カット以上の本編映像をアップデートした。第1弾はきょう20日から10月3日まで、第2弾は11月1日から11月14日まで再び劇場で上映。第1弾、第2弾で異なるエピローグカットが追加される。
“マリューさん”三石琴乃、『SEED FREEDOM』の打ち上げおねだり 福田監督も苦笑いで「やる予定ではいるんですけど」
09/20 20:39
- アニメ
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