2019年に公開され、世界規模の社会現象を巻き起こした映画『ジョーカー』の続編で完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称「ジョーカー2」)公開前夜祭ジャパンプレミアが10日、各地の劇場で開催され、東京・丸の内ピカデリーでは日本語吹替キャストの平田広明、村中知、山田裕貴による舞台あいさつが行われた。
【集合カット】客席にジョーカーも?観客と笑顔で写真に応じた山田裕貴、平田広明ら
ジョーカーと対決するハービー検事の日本語吹替キャストとして参加した山田は、「13年前、初めて声優さんにサインをもらった」のがジョーカー役の平田だったというめぐりあわせ。「大好きな声優さんの隣でごあいさつができることを本当にうれしく思いますし、緊張しております。誠心誠意、魂込めてやらせていただきました。どんな声か楽しみにしてください」と語った。
アフレコ時に平田からメッセージをもらっていたという山田は「アフレコ前日に『音響監督さんに伝言を預けている』とメッセージを平田さんからもらったんです。そして当日に音響監督さんから『責任重大だぞ』という平田さんの伝言を受け取りました」と告白。すると平田が「そんなこと一言も言ってない!」と真っ向から否定する一幕も。
平田は「吹替キャストとして山田君が発表されてからいろんな所でその話をしてネットニュースになっているけど、俺が凄い嫌な人みたいじゃん!」と語り、おもむろに携帯を取り出し、「証拠がある!『音響監督さんに裕貴君への伝言をお願いしておきました。吹替の収録頑張ってね~』って送ってる。全然プレッシャーかけてないじゃん!」と主張した。しかし、平田は続けて「僕より収録が後だとわかったので、山田君には『この吹替はさ、君にかかっているから…』という伝言も残していました」と山田が語るようにプレッシャーもかけていたことを告白。これには村中も「もっとひどいじゃん!」と突っ込み、山田に同情を示した。
本作は、4日に全米で公開され初登場1位。前作の66を上回る世界77の国と地域でもオープニングNo.1大ヒットスタートを切ったが、さまざまな感想や考察が飛び交い、まさに賛否真っ二つ状態となっている。
山田は「僕が思っていることが正しいわけではないんですけど、みなさん、日常生活で嘘をついたり、愛想笑いをしたりすることってありますよね。そうやって、自分にいろいろなメイクを重ねていくうちに、本当の自分ってどこにいるんだろう?とわからなくなったことってありませんか?なんか、それが結果的にジョーカーなのかな、と僕は思うんです。本当の姿なんて、もしかしたらどこにもないのかもしれない」と感想を語った。
さらに、「今この場にいる皆さん一人一人にしかわからない”本心”みたいなものがあるんだと思うんです。それを、ジョーカーというキャラクターを通じて見守る視点があれば、すごくいいんじゃないかなって。これはあくまで僕の感想なので、みなさんが映画を見た後に感じることは全然違うかもしれません。でも、そうやっていろんな意見が生まれて、賛否が分かれること自体が、この作品の狙いだったらどうします?っていう感じです。今、世界中でジョーカーについて賛否が飛び交っている状況が続いているうちは、ジョーカーはずっと生きているんですよね。それこそが作品の狙い通りなんじゃないかと。賛否の賛があろうと否があろうと、話題が盛り上がっているってこと自体は変わらない。それを、僕はすごく感じました」と話していた。
山田裕貴、世界で賛否真っ二つ状態の「ジョーカー2」に持論「それがこの作品の狙いだったらどうします?」
10/11 04:00
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