【古関裕而生誕110年】おしどり夫婦の出会い 裕而宛てたファンレター

08/16 16:30

  • 有料記事
古関裕而(本名・勇治)が後の妻となる内山金子に宛てた手紙(1930年4月25日付)古関正裕蔵

 〈一九三〇年、なんと幸福な年でせう。貴女が恋しくて恋しくて心が踊ります〉(1930年4月25日付)  昭和初期からさまざまな困難を乗り越え、おしどり夫婦として過ごした古関裕而と妻金子(きんこ)。2人の出会いは、金子が裕而に宛てたファンレターがきっかけだった。  1930(昭和5)年1月、裕而が英国の国際作曲コンクールで入選したとの新聞記事を愛知県豊橋市に住む金子が読み、音楽に関心があった彼女は即座...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line