そろそろ青梅が出回る季節。2019年は自分で梅ジュースや梅酒を作ってみませんか?
【難易度】★☆☆☆☆
◆用意するもの(※保存容器は梅の酸でサビるので、金属不使用のもの)
梅ジュース(目安量)
・青梅.........1キロ
・キビ砂糖.........梅と同量
梅酒(目安量)
・青梅.........1キロ
・キビ砂糖.........梅の半量~同量
・25度以上のアルコール(焼酎).........1升瓶(1.8リットル)
◆下準備
硬い青梅は洗って一晩水につけておく。虫食いや傷がある物は、あらかじめ除く。保存容器は、焼酎などのアルコールをキッチンペーパーに染み込ませ、容器を拭き上げて乾かすか、煮沸消毒しておく。
◆作り方
(1)洗った青梅のヘタを取り除き、フォークや竹串で梅を刺す。
(2)隙間があまりできないよう、保存容器に(1)と分量の砂糖を入れる。 ※梅酒はアルコールも注ぐ。
(3)3か月ほど涼しい場所で保存したら完成。
◆ポイント
・甘みはお好みのものを。スッキリ味の透明シロップには氷砂糖。コクを出したいなら黒砂糖。やさしい甘みは蜂蜜で。
・梅が空気に触れると傷む原因になるので、梅が浮く場合は、煮沸消毒した小皿などを入れて押さえる。
・飲むときは氷で溶かしながら、または炭酸水や水、お湯などで割って飲むのもオススメ。
〔梅ジュースの場合〕
・早く水分を出させるために洗って水気を拭いた梅を冷凍庫で一晩凍らせるのもあり。
・梅が砂糖から出てる場合は、瓶を振ってならす、お酢をカップ1杯足す、上にラップをかけるなどしてなるべく早く水分が上がるようにする。
・シロップが濁ってしまうので、年内に梅だけは取り出すこと。取り出した梅は砂糖を足して梅ジャムにしてみては?
〔梅酒の場合〕
・アルコールはお好みのものでOK。ブランデー、ウオッカ、ラムなど、種類によって全く違う出来上がりに。
プロフィール
Profile【 本田悠さん 】
環(まる)-自然と伝統の日々ごはん-主宰。福島市出身・在住。野菜が大好きで、自然栽培野菜を扱うレストランや助産院などでの調理スタッフを経て、会津の朝倉玲子氏のアシスタントとしてイタリアの家庭料理を学ぶ。現在、料理教室や料理イベントを中心に活動中。「おいしく楽しく"お達者に"」食から考える自然と健康がテーマ。
掲載誌情報
2019年6月号・Me&You「食卓の手仕事12ヶ月」より