青森県八戸市から相馬市までの太平洋沿岸を縦断する約1000キロの長距離自然歩道「みちのく潮風トレイル」を舞台にしたウオーキングイベント「みちのく潮風トレイルウォークin相馬」が11月3日、相馬市民会館を発着点に開かれる。環境省と実行委員会(福島民友新聞社、読売新聞社などで構成)の主催。福島民友新聞創刊130周年プレ記念事業。7日午前10時から申し込みを開始する。
コースは松川浦環境公園まで歩く短距離(約6キロ)と、松川浦大橋などを通り海岸沿いの鵜ノ尾岬夕陽(ゆうひ)の広場まで歩く長距離(約10キロ)の二つ。いずれもゴール地点から同会館までシャトルバスを運行する。株式会社ポケモンの協力で同会館に「ピカチュウ」やふくしま応援ポケモンの「ラッキー」が来場する。
当日は午前9時から受け付け開始、同10時にスタート予定。参加者に大会ロゴ入りリストバンドを贈る。完歩特典としてポケモンがデザインされたオリジナル完歩証がもらえるほか、ポケモンと記念撮影ができる。
定員は短距離が100人、長距離が50人。参加料は1人1000円。申し込みはインターネットで福島民友ウェブサイトの「自社イベント」から「みちのく潮風トレイルウオークin相馬」に進み、当日払いか事前決済を選択し、申し込みフォームに必要事項を入力する。締め切りは10月15日で応募者多数の場合は抽選となる。問い合わせは福島民友新聞社営業局事業部(電話024・523・1334、平日午前10時~午後5時)へ。
開通5周年イベント、ラスト飾る
みちのく潮風トレイルは東日本大震災後、自然風景や観光スポットを歩いて巡ることで東北の復興につなげようと、環境省が既存の歩道などを活用して設定、2019年6月に全区間が開通した。5周年を迎えた今年、青森、岩手、宮城の3県で同様のウオークイベントが巡回開催され、相馬市がラストとなる。