東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年6カ月。第1原発の廃炉作業では、溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しについて、準備段階で作業手順の不備が見つかり、着手時期が遅れるなどの課題もあった。 ◇ 東京電力福島第1原発の廃炉作業で最難関とされる溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しは、2号機で試験的に行われる予定だったが、装置の並び順の誤りという初歩的ミスで出だしからつま...
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