【環境考察】駆除、繁殖防止待ったなし 蚊が運ぶ、感染症危惧

11/17 10:25

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ヒトスジシマカの防除方法などを研究する神宮字教授。「感染リスクを減らしていきたい」と話す=福島大

 地球温暖化が感染症のリスクを高める―。そんな指摘がある。温暖化でデング熱などの感染症を媒介するヒトスジシマカの生息域が広がり、感染が拡大する恐れがあるからだ。温暖化が進行すれば県内でも生息域が広がると予想される。防除方法の研究は本県にとっても差し迫った課題だ。  今から10年前の2014年、東京都・代々木公園で蚊に刺された人がデング熱と診断された。国内感染は約70年ぶり。感染者は瞬く...

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