地球温暖化が感染症のリスクを高める―。そんな指摘がある。温暖化でデング熱などの感染症を媒介するヒトスジシマカの生息域が広がり、感染が拡大する恐れがあるからだ。温暖化が進行すれば県内でも生息域が広がると予想される。防除方法の研究は本県にとっても差し迫った課題だ。 今から10年前の2014年、東京都・代々木公園で蚊に刺された人がデング熱と診断された。国内感染は約70年ぶり。感染者は瞬く...
この記事は会員専用記事です
残り966文字(全文1,166文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。