日本でシマウマと呼ばれるゼブラは、アフリカの草原で群れをなして暮らしている。時には遠くを見渡すことができるキリンや音に敏感なガゼルなど、他の動物とチームを組み周囲を警戒している ▼食べ物となる草も分け合う。ゼブラは草の先端を食べ、ヌーはその下の茎、ガゼルはさらに地面に近い部分を食べる。周囲との競争を避けて生き残る戦略を立てているのだ(「弱者の戦略」新潮選書) ▼これらの生態が、ビジネス分野...
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