地球から眺めた月は日本ではウサギ、海外ではカエルやカニ、女性の横顔などに見立てられる。古来、人々は身近な星である月を通して宇宙への空想を膨らませてきた。月はいつも同じ面を地球に向けているため、地上からは見えるのは半分だけだ ▼その理由を会津若松市出身の天文学者渡部潤一さんが「起き上がりこぼし」に例えて解説している。起き上がりこぼしは、頭よりお尻が重いため立った状態が安定する。月も表側が裏側よりや...
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