• X
  • facebook
  • line
願いを込めて火渡りを行う選手

いわきFC選手らが所願成就へ「火渡り」 いわき・赤井嶽薬師常福寺

2025/09/08 10:10

 赤井嶽薬師常福寺は7日、福島県いわき市の同寺で「柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)」を行った。山伏姿の僧侶が高さ約2メートルの護摩壇を囲み、ほら貝や太鼓を鳴らしながら願い事が記された千本以上の護摩木をたき上げた。

 見せ場の一つの「火渡り」も行われた。サッカーJ2いわきFCの選手やクラブを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長、参拝客らが護摩壇に残った炭の上をはだしで歩き、所願成就や東日本大震災からの復興などを祈った。

 いわきの主将DF遠藤凌は右膝のけがのリハビリが続く。「自分のけがが良くなることとチームにこれ以上けが人が出ないことを願って渡った」と話した。