新潟・福島豪雨で甚大な被害を受けたJR只見線は1日、全線で運行を再開して3年を迎えた。節目を祝う沿線住民や観光客が見守る中、地方創生に向けた期待を背負いながら記念列車が奥会津の絶景を駆け抜けた。
只見線は会津若松―小出(新潟県)間を結ぶ135.2キロ。2011年7月の豪雨で会津川口―只見間(27.6キロ)の橋が流失するなどの被害を受けて不通となったが、22年10月に再びつながった。
この日は記念列車が運行された。JR会津若松駅では出発に合わせ、県やJR、自治体関係者らが横断幕を掲げて乗客をもてなした。