小中高生の自殺者数が高止まりしている状況を受け、交流サイト(SNS)で相談事業を運営しているNPO法人5団体が14日、東京都内で対策強化に向けた緊急フォーラムを開いた。相談窓口の拡充と合わせて、悩みを抱える生徒を支援制度などにつなげるよう地域との連携を強化していく必要性が指摘された。
NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」の担当者は、SNS相談の利用者の半数以上が20代以下だと説明。
厚生労働省のまとめでは、2023年の小中高生の自殺者数は513人となり、新型コロナウイルス流行以降、高止まりが続いている。