【ビュルゲンシュトック共同】スイス中部ビュルゲンシュトックで15日、ウクライナ提唱の和平案を協議する「世界平和サミット」が開かれる。約90カ国・地域から首脳や閣僚が参加し、原発の安全や食料安全保障、捕虜などの人道問題といった項目に焦点を当て議論する。岸田文雄首相も出席する。ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、スイスに到着した。
和平案「平和の公式」は、ロシア軍の全面撤退やウクライナ領土の一体性回復など10項目が盛り込まれている。サミットでは、うち数項目に議論の対象を絞り合意文書をとりまとめたい考え。
バイデン米大統領は欠席。160カ国以上を招待したが、出席は6割程度と見込まれる。