東京都知事選への立候補を表明している広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)が17日、都庁で記者会見し、選挙公約を発表した。利権政治からの脱却やばらまき廃止を掲げ「既存政治から距離を取り、政党にいっさい属さない。都民に対してど真ん中であろうという思い。この属性と知見を総動員し、政治再建を成し遂げたい」と述べた。
都政の見える化やAIを活用した効率的な民意集約も進めると明言。東京23区外との格差を是正し都心の過密解消や、災害リスクへの備え、学校教育の充実などを公約として挙げた。
小池百合子知事の都政運営は「政治のための政治。何ファーストだったのだろうと思っていた」と指摘した。