【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領の陣営は17日、共和党のトランプ前大統領を「犯罪者だ」と批判するテレビ広告に6月だけで5千万ドル(約79億円)を投じると発表した。宣伝戦を活発化させており、両氏による27日の討論会に向けトランプ氏への攻撃に余念がない。
「人格は重要」と題した広告はトランプ氏が不倫口止めに絡む刑事事件で有罪になったことを強調し、選挙戦を左右する激戦州で放映する。
バイデン陣営はメディアや支持者によってメッセージが拡散されるトランプ氏の発信力の高さを警戒している。