【ソウル共同】旧日本軍の従軍慰安婦だった女性らを支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は19日、イタリア西部サルデーニャ島の公有地に慰安婦被害を象徴する少女像を設置し、22日に除幕式を開くと表明した。正義連によると、欧州の公有地に同様の像が設置されるのは2020年のドイツ・ベルリンに次ぎ2カ所目。
正義連は昨年12月、地元自治体に設置を提案し、議会は今年1月に承認した。これを受け、観光客も多く訪れる海辺に今月中旬に設置したという。碑文は慰安婦問題を「大勢の女性を拉致して性奴隷にするなど、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に匹敵する犯罪」と明記。